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2008年2月28日 (木)

肌で感じる

皮膚感覚というのでしょうか、最近特に無神経な人が増えているような気がするのですが。人の気持ちにたって考えれば、それは無いだろうというような行為に及んでしまう人をよく見かけるのです。自分の方が考えすぎなのかな、などと返ってこちらが反省したりして、ちょっと私には理解できないことが多くなりました。

小さい頃に受けた皮膚接触の多さが、皮膚感覚を作るといわれています。また皮膚刺激が、成長にかかわっていることも知られている事実です。人と人との距離感は、皮膚感覚によって作られるという研究者もいます。触れることの大切さを改めて見直す必要がありそうです。

私の治療の主役は、皮膚であると以前から考えていました。考えていたというよりもそう感じていました。皮膚に働きかけることで、治療が必要な症状のほとんどが解消されるという印象をずっと持っていました。でも確信が無かったので、理論的な裏づけをずっと探していました。

小児ハリをするとイライラしていた子供の心に変化が起きます。穏やかになるというのか、とてもいい顔になります。小児ハリは皮膚を擦るのがメインの治療法です。自分でやっていながらこれは相当気持ちいいだろうなあと思いながら治療しています。擦られた刺激は皮膚が受容して全身に伝達されます。からだ全部から気持ちいい情報が発信されて、揮発性のホルモンを通して、周りにいる人にも伝達されるようです。虐待を防ぐ切り札になるかもしれないようです。

子供だけではありません。大人も年齢など関係なく皮膚が重要なのです。うつであったり、いろいろ問題を抱えている人は、多いですよね。皮膚に適量の刺激を加えることで心が楽になるそんなことが、実際に証明される時代になってきたようです。

思い切り我田引水したいのですが、気持ちのいい治療を続けていて間違いではなかったと今の時点では思っています。

傳田光洋さんの著書『第三の脳』は、治療の本質を語る上で、示唆に富む、重要な鍵を握る一冊です。

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