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2008年2月

肌で感じる

皮膚感覚というのでしょうか、最近特に無神経な人が増えているような気がするのですが。人の気持ちにたって考えれば、それは無いだろうというような行為に及んでしまう人をよく見かけるのです。自分の方が考えすぎなのかな、などと返ってこちらが反省したりして、ちょっと私には理解できないことが多くなりました。

小さい頃に受けた皮膚接触の多さが、皮膚感覚を作るといわれています。また皮膚刺激が、成長にかかわっていることも知られている事実です。人と人との距離感は、皮膚感覚によって作られるという研究者もいます。触れることの大切さを改めて見直す必要がありそうです。

私の治療の主役は、皮膚であると以前から考えていました。考えていたというよりもそう感じていました。皮膚に働きかけることで、治療が必要な症状のほとんどが解消されるという印象をずっと持っていました。でも確信が無かったので、理論的な裏づけをずっと探していました。

小児ハリをするとイライラしていた子供の心に変化が起きます。穏やかになるというのか、とてもいい顔になります。小児ハリは皮膚を擦るのがメインの治療法です。自分でやっていながらこれは相当気持ちいいだろうなあと思いながら治療しています。擦られた刺激は皮膚が受容して全身に伝達されます。からだ全部から気持ちいい情報が発信されて、揮発性のホルモンを通して、周りにいる人にも伝達されるようです。虐待を防ぐ切り札になるかもしれないようです。

子供だけではありません。大人も年齢など関係なく皮膚が重要なのです。うつであったり、いろいろ問題を抱えている人は、多いですよね。皮膚に適量の刺激を加えることで心が楽になるそんなことが、実際に証明される時代になってきたようです。

思い切り我田引水したいのですが、気持ちのいい治療を続けていて間違いではなかったと今の時点では思っています。

傳田光洋さんの著書『第三の脳』は、治療の本質を語る上で、示唆に富む、重要な鍵を握る一冊です。

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国家試験

鍼灸の国家試験が、日曜日にありました。学生のみんなは、十分力を発揮できたかな。講義のときにも話したけど、一生懸命に講義に参加していた人には、鍼灸の神様が見ているから、安心して結果を待っていてください。毎年不思議に思うのは、どんなに頭がよくてもきちんと講義を受けられない学生は、その先うまくいくことはないのですよね。まあ、当然といえば当然のことなのだと思います。やるべきときにやるべきことができない人が、いざというときに何とかなることは、ありえないでしょうしね。coldsweats01

昨日TVで見たお医者さんは、本当に丁寧に一人ひとりに向き合っていました。なかなかできないことです。患者さんから聞かれて答えられないことも本当に多い。答えが無いと言ったほうがいいのかな。言葉に詰まること、答えようが無いこと、真剣に向き合えば向き合うほど、そんなことが多くなるような気がします。無言でいるからといって、無視をしているわけではないのです。一緒に悩んでいます。何とかしたいと思っているのです。bearing

0歳の赤ちゃんにも90歳のお年寄りにも、きちんと人として対応できるようにいつも心しておきます。忙しいとついつい楽なほうに逃げてしまう。まだまだ修行が足りませんね。chick

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天使のようです。

訪問介護の仕事をしている若者の姿が、TVに映し出されていました。私も家族の介護経験があるので、その姿を見ていると本当に頭が下がります。私が彼らの年齢のときに介護の仕事という選択肢は、私の中には存在しませんでした。自分の大切な人の介護であっても、それは本当に大変な作業なのに、まったくの他人の世話をするなんて、汗を流しながらしているその姿が、本当に天使のように見えます。もっと報酬を上げて、とか話題になっていますが、お金をたくさんもらえるからって介護の仕事を選びますか。当然お金がたくさんもらえる方が、いいに決まっていますが、もっと他に彼らに感謝の気持ちを表すシステムがありませんかね。社会全体の感謝をあらわして優先的に何かのサービスが受けられる権利とか。

自宅で緩和ケアを受けている人に起こる色々な症状に、鍼灸ってとってもいいんですよね。心も体も緩んで、すごく楽になることが多いのです。もっともっと活用されていい、利用価値の高い方法の一つであると思うのですが。

そもそも治療をするって、どういうことなのでしょう。自分で自分を治す力。全ての治療行為は、それを前提に成立してしていることは、間違いない事実でしょう。手術も切った傷がくっつくという前提があるから、できるわけで、例えば遺伝子が破壊されて、再生できないとすれば、治療することはできないわけですから。いかに自分で自分を治してもらうか、そこがポイントなのでしょうね。その気にさせるという言葉があるように、そんな気にさせる人が名医なのでしょうね。

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お弁当の話しその2

お弁当の悲しい思い出1

少年野球をしていたときのこと、その日のお弁当は、姉が作ってくれたのでした。お昼になってお弁当タイム。開いた包みの中には、おにぎりとそして丸ごと1本のきゅうりに味噌、素敵なお弁当食べている子供たちの横に、もろきゅうな子供が一人。小学生の私にとっては、かなりきついお弁当でした。今なら全然問題ない、どころかかなりゴージャスな一品なのですが。

お弁当の本当に悲しい思い出2

その少年野球の大会の後、チーム全員で食堂の2階でカツ丼弁当を食べた日の話しです。何も考えないタイプの子供だった私は、自分の前のカツ丼をパクパク食べていました。ふと前を見ると、Yちゃんがまったく手をつけていないことに気づいたのでした。「どうしたの?」とみんなが聞くと、「家に持って帰って、食べる。」という返事。「変わってるねえ」という監督たち大人の笑い声。でもYちゃんは、ちょっとはにかんで笑っているように私には見えたのだけれど、そのまま手をつけずに家に帰っていったのです。その日の夜中でした。Yちゃんの家は、私の家から300メートルくらいの距離。何やら騒がしい親の声で、目が覚めたのです。母が青ざめて私に「Yちゃんが死んじゃったって。お風呂で。」見つかったときは、もう遅かったようでした。Yちゃん、お弁当食べる前にお風呂に入ったのかなあ。楽しみにしていたのに、食べられなかったのかな。と、ぼんやりする頭の中で、考えていたのでした。カツ丼弁当を食べたのかどうか、定かではありませんが、今もあのときのお弁当に手をつけずに正座しているYちゃんの姿が忘れられません。子供の命が失われるというニュースを聞くたびに、その日のことを思い出します。

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お弁当の話し

ここ最近、お弁当を持って仕事に出かけています。梅干しと唐辛子味噌だけの極質素なお弁当を作ってもらっています。だいぶお腹が出てきて、あまりに見苦しいのでカロリー制限しているのです。毎週太極拳のお教室で、全身が鏡に映るので自らの姿に耐えられなくなってしまいました。動きも悪くなるし、かがむとよりいっそう苦しさが増しますしね。栄養過多の野菜は、虫に食われやすくなるでしょう。病気にもかかりやすいし、甘い野菜って、いわば野菜の糖尿病なんですよね。末端から感染して腐りやすくなるんですよね。だから、今話題の農薬がたくさん必要になる。ある農家の人の記事を園芸雑誌で読みましたが、肥料を少なくすればするほど、連作障害が出ない。病気にかかりにくくなるそうです。

人も同じなんですよね。栄養過多なんです。風邪をひきやすくてアレルギーがあるなんて、食べすぎなんです結局。かなり反省しています。coldsweats01

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ちょっと体調が・・・

ここのところ、いまいちだなあ。今日は自分の体に鍼を刺して、お灸もしました。普段は忙しくて、というよりも体調管理を怠けていて、かなり具合が悪くならないと自分の治療をしないのです。いけませんねえ。治療で子供たちのクシャミシャワーを浴びていると、絶対感染します。これから流行るであろう最先端の風邪症状に、いつも先駆けてなっています。大体、感染する前は決まって、食生活が乱れていて、体を冷やすことばかりしたがるものです。そこで今日は、体温めメニューです。

Img_0568 熱したフライパンに油を引かないで、小判型にしたご飯をのせて、両面にかるく焦げがつくまで焼きます。その上から今日は吉野葛でとろみをつけて熱々の餡をかけます。ヘルシーなおこげ料理で、体も温まります。ちなみに息子は餡をかけずに、醤油をかけて食べてました。おこげだけ3枚くらい。delicious

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大根を収穫しました。sun

お皿は、スライスした大根に砂糖をふって、ごま油と醤油をかけてしばらく置いた、即席漬けです。咳の出るときなどは、スライス大根に蜂蜜をかけておいて、出てきた汁をお湯で割って飲むといいですよ。レンコンと生姜の絞り汁も加えると最強です。punch

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今年の風邪

風の子堂には、子供たちがたくさん鍼をしに来ます。今日も子供たちのにぎやかな声が、待合室にあふれていました。子供たちを治療していて思うのですが、今年の風邪はちょっと変です。いつもの年は、治療をして体調を整えると、その後風邪をひくことはあまり無いのに、今年に限っては、何度も繰り返して風邪をひいている子供が、多いのです。去年は、なかなか風邪が治らないという(これは大人ですが)人が、結構多くて治療に時間を要しましたが、なんだか変です。人の側の問題なのか、それともウイルス側の問題なのか、地球全体の問題なのか。この3つのうち何とかできるのは、人の側だけであり、自分で何とかしなければならない、ということなのでしょうか。鼻をズコズコしながら治療に来るちびっ子の姿を見ていると、どの子もみんないとおしくて、もっともっと勉強してこの子達を早く元気にしてあげたい。そう思いながら治療しています。どんなに疲れていても、帰り際の笑顔のバイバイを見ると、元気がまた湧いてきます。

Img_0308

おしりフリフリで、お出迎えをしてくれるマロン。

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ちょっと早いですが

Img_0531_3 待合室に、お雛様を出しました。 お雛様を見ると海苔巻きが食べたくなります。ひな祭りに母が海苔巻きをいつも作っていたので、それがあるのでしょうね。海苔巻きといえば、節分のときに恵方巻って最近流行っていまよね。今年の節分に妻がどうしても恵方巻が食べたいというので、雪の中買いに走ったのですが、どこも売り切れ。仕方なくセブンイレブンの恵方ロールケーキというのを買って食べました。ちょっとこれがうまい。ロールケーキの丸ごと食いみたいで、かなりの満足感がありました。普段食事のこと注意しているのに、このうまさに負けました。ちなみに私にとってケーキとはのどで味わう飲み物に分類されています。

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花粉症は風邪と同じ

もう患者さんの中には、花粉ぽい症状を訴えている人が

出てきました。そういう私も子供のときからの花粉症で、

長い間苦しみました。さて、治療院を始めてからあること

に気がつきました。妊娠中の患者さんの全てとは言いま

せんが、多くの人がアレルギー症状が改善するのです。

産後また元に戻りますが、一時的でも花粉症が出なくな

るのです。ご存知の通り妊娠中は体が熱くなります。そう

ポイントはそこです。風呂に入っても楽になるでしょう。で

も出たとたんに元に戻る。同じですよね。つまり体が冷え

ていることが原因なのです。だから、徹底して体を温める

と楽になるのですよ。これが。一番簡単な方法は、寝てい

るときに体温が下がらないように工夫すること。そう体温が

低下してしまうのは睡眠中特に明け方近く、このときに体温

が下がらないようにする。それだけです。ちなみに私は、

寝る前に体温が上がる漢方薬(風邪薬)を飲んで、着ぐる

みを着て電気毛布に包まって寝ます。こんな簡単なこと

なんでお医者さんは気がつかないのだろう。

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一泊研修その2

今年の研修の私のテーマは、『師匠の手』。鍼を持つ手、

指標(ツボ)に触れる手、そのイメージを頭の中に叩き込

むことに全力を注ぎました。鍼灸の世界も職人さんと同じ

技術の世界。私のやっている治療は、理論がシンプル

(と言われています。ホントに?)なだけに鍼をする人の

技術の差がそのまま結果に出てしまう治療者泣かせの

治療法なのです。にもかかわらず、たくさんの人たちが

研修に来てくれてかなりうれしかったです。なんだか地道

な活動が少しずつ実を結んで感慨深いものがありますね。

見て真似して覚えるのは職人さんの基本。武術の師匠にも

そう言われたなあ。今回の研修はかなり細かいところが

確認できてたくさん収穫がありました。明日の講座にいきて

くれればいいな。

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一泊研修にいってきました。

九十九里のホテルサンライズで、研修がありました。

真冬の海なのにホテルは満室のようで、お土産売り場

もとっても混雑してました。昔からなぜかお土産売り場

好きで、私の場合、お土産売り場の充実度がホテルの

良し悪しの基準になっていたりします。ここは地場の物

が多く置いてありなかなか楽しめました。

さて、宿泊研修ですが今年で12回目になりました。

はじめの年には、お腹の中だった私の子供も、6年生に

なろうとしています。今年もたくさんの仲間が遠方から集

まってくれて、とても楽しい時間をすごすことができました。

みんな十分楽しめたかなあ。もっと時間があれば新しい

顔ぶれの人たちともお話できたのにとも思いますが、

また来年を楽しみにしましょう。あまり欲張ってもいけない

ので。ところで、いったい何の研修なのか、肝心なことを

書いてませんでした。積聚治療といって、陰陽の考え方で

人を治療していく、そんな研修です。つづきはまた後ほど。

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